本部が集客してくれるフランチャイズ18選|代行の対価は売上の10〜20%

独立で一番怖いのは「仕事が取れないこと」です。その不安を本部が引き受けるタイプのフランチャイズを、110ブランドから18件抜き出しました。

ただし集客を本部に任せるほど、ロイヤリティは高くなります。これは例外なくそうです。この記事では「いくら払って、何を代わりにやってもらうのか」を実額で比較します。

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目次

本部が集客してくれるフランチャイズ18選

ブランド 加盟金 ロイヤリティ
Dry Car Wash 0円 0円※開業後は洗剤や販促物を本部から購入
ジェリーズポップコーン 107万8,000円(税込) 0円
ガーテリア 110万円(税込)/0円 22万円(税込)/22万〜33万円(税込)
シミケア専門店SAKURA 330万円(税込) 売上の7%または月額5万5,000円(税込)のいずれか高い金額
SMASELL(無人古着) 110万円(税込) 月売上の10%
ブラリバ 275万円(税込) ①自身で集客した分の粗利益10%②固定22万円(2択)
FCC(害虫駆除) 55万円 月売上の8%(本部送客分は+8%=16%)
カバーオール — 17.3%/29.3%
日本ペットシッターサービス — 月額固定2万7,500円(税込)
リブロウ 100万円 売上の10%
豚ギャング 100万円 売上の5%
YOMO(よもぎ蒸し) 100万円 椅子1台あたり5万円(税抜)/2台目以降3万円+本部から送客した場合、5,000円/人
スタディコーチ 200万円 売上の15%
ぼくの相棒 200万円 機械1台12万円/台、2台目以降+6万円/台
理想の小顔 150万円 売上の10%
ミーズ 100万円 月額固定:1台15万円/2台23万円/3台31万円(以降8万円/台)
虎宿 — —
おそうじ革命 330,000円 66,000円(税込・固定/2025年7月時点)

※各本部の公開情報をもとにフランチャイズ図鑑が集計(2026年10月時点)

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「本部集客」には4つのレベルがある

同じ「集客サポートあり」でも、中身はまったく違います。強い順に並べます。

レベル1:売上保証(最強)

カバーオールは、加盟時に希望する月売上を選ぶと、その売上になるよう本部が仕事を紹介します。Quliasは本部合意物件で1年間赤字が続いた場合に店舗を買い取ります。

対価:カバーオールのロイヤリティは17.3〜29.3%。加えて売上保証額10万円ごとに66万円の顧客開発費がかかります。

レベル2:案件を振り分ける

インテリアエージェントは初回に管理会社10社以上を紹介し、毎月10〜15件以上の案件を回します。ガーテリアは平均8件/月の反響を供給し、営業は一切不要としています。

対価:インテリアエージェント10〜14%、ガーテリアは月22万円の定額。

レベル3:送客はするが利益を分け合う

ブラリバは該当エリアの問い合わせを全てオーナーに紹介しますが、本部送客で生まれた利益は本部と5:5で分配します。FCCも自力開拓なら8%、本部送客分は16%と倍になります。

この方式は合理的です。自力で取れた分は安く、本部が取ってきた分は高い。成長するほど利益率が改善します。

レベル4:広告・ツールの提供まで

シミケア専門店SAKURAやDry Car Washは、本部がSEO・MEO対策や販促物を用意しますが、案件そのものは自分で取ります。Dry Car Washは座学で「催事出店募集の探し方」を教える形です。

「集客サポートあり」と書かれていても、このレベルであることは珍しくありません。資料や説明会で「案件を紹介してもらえるのか、ノウハウを教わるだけなのか」を必ず切り分けて確認してください。

開業後、この数字を管理するのはオーナー自身です

本部が示すPLはあくまでモデルケースです。実際に原価率や人件費率が計画どおりに収まっているかを毎月確認し、ズレの原因を潰していくのは加盟店側の仕事になります。開業前の事業計画づくりから決算まで相談できる税理士を見つけておくと、数字の異変に早く気づけます。

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集客代行の「相場」はいくらか

自力開拓型と本部集客型でロイヤリティを比べると、傾向がはっきり出ます。

タイプ ロイヤリティの目安 例
自力開拓が前提 0〜5%または低額の定額 帽子屋FLAVA 3%、Dry Car Wash 0円
案件紹介あり 10〜14% インテリアエージェント、SMASELL
売上保証つき 17〜29% カバーオール

つまり集客代行の対価は、おおむね売上の10〜20%です。これを高いと見るか安いと見るかは、自分に営業力があるかどうかで決まります。

どちらが得かの計算

月商100万円で考えます。自力開拓型(ロイヤリティ5%=5万円)と案件紹介型(12%=12万円)の差は月7万円、年84万円。

年84万円を払って、営業にかける時間と「仕事が無い不安」を買う——そう捉えると判断しやすくなります。自分で月100万円分の仕事を取るのに月20時間かかるなら、時給換算3,500円。自分の時給がそれより高いなら、任せたほうが合理的です。

確認すべき3つのこと

① 「保証」なのか「目安」なのか

リフォーム職人はプラン別に月間紹介件数(5件/7件/10件)を明示する一方、サポート欄には「本部からの案件斡旋(保証なし)」と書かれています。矛盾ではなく「目安であり契約上の保証ではない」という意味ですが、事業計画の根幹に関わるので契約書で確認してください。

② 自分のエリアが対象か

インテリアエージェントの「月10〜15件以上」には「一部地域を除く」という但し書きがあります。ガーテリアも資料で「狙い目のエリア」を公開しています。全国平均ではなく、自分の商圏での実績件数を聞いてください。

③ 送客比率が利益率を決める

ブラリバやFCCのように送客分だけ料率が上がる場合、何年目に自力開拓が何%になるかで手残りが変わります。既存店の送客比率の実績を確認し、その前提で計算してください。

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まとめ

集客を本部に任せられるFCは18ブランド。選ぶときの軸は3つです。

  1. レベルを見極める:売上保証か、案件振り分けか、ノウハウ提供だけか
  2. 対価を実額で出す:想定月商 × 料率で年間いくらか
  3. 自分のエリアの実績を聞く:全国平均は参考にならない

営業が苦手で独立をためらっているなら、このタイプは現実的な選択肢です。ロイヤリティの高さは「営業代行費」だと理解できれば、数字の見え方が変わります。

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