1人で開業できるフランチャイズ17選|収入の上限と選び方

人を雇わずに1人で回せるフランチャイズを、フランチャイズ図鑑で扱っている110ブランドから抜き出しました。本部が「1人で運営可能」と明記しているのは17ブランドです。

ただし「1人でできる」と「1人で稼げる」は別の話です。1人運営には収入の上限が構造的に存在します。そこまで含めて整理します。

どのフランチャイズが自分に合うか、7つの質問で絞り込めます

掲載中の85ブランドから、予算・働き方・性格の条件に合うものを並べます。合わないものは合わないと書きます。入力は不要、所要1分です。

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目次

1人で開業できるフランチャイズ17選

ブランド 加盟金 ロイヤリティ
ジェリーズポップコーン 107万8,000円(税込) 0円
みんなの入札ひろば 0円 0円
かきのおきて 330万円 売上の5%
SMASELL(無人古着) 110万円(税込) 月売上の10%
ブラリバ 275万円(税込) ①自身で集客した分の粗利益10%②固定22万円(2択)
ポポラマーマ 330万円(税込) 月売上の4%
STREET CHURROS 330万円(税込) 月売上の5%/19万円
O-chan Donuts — 」ではなく「月額運営費」という名称になっています
インテリアエージェント 100万円/50万円 売上の10%/売上の14%
リフォーム職人 154万円(税込) 月11万円(税込)
くらしのパートナー 154万円(税込) 月5万8,300円〜(税込)
カバーオール — 17.3%/29.3%
家工房 143万円 月額5万7,750円(税込)※システム利用料1万1,000円・HP保守管理費2,750円を含
デリハック 200万円(アドオンプランは150万円) 売上の8%/売上の10%
黒住商店 100万円 売上の15%
J BOWL 100万円 売上の10%
おそうじ本舗 300,000円 100,000円(定額)

※各本部の公開情報をもとにフランチャイズ図鑑が集計(2026年10月時点)

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1人運営は大きく3タイプに分かれる

① 無店舗・訪問型(最も1人向き)

家工房、くらしのパートナー、おそうじ本舗など。店舗を持たないので家賃がかからず、固定費はロイヤリティ程度に収まります。

損益分岐点が低いのが最大の利点です。くらしのパートナーなら月5件前後、家工房なら月数件でロイヤリティを回収できます。働いた分がそのまま残る構造です。

② 小規模店舗・ワンオペ型

O-chan Donuts(8坪)、STREET CHURROS(3坪)、J BOWLなど。小スペースのテイクアウト業態です。

注意点があります。「ワンオペ可能」と「ワンオペで収益モデルの売上が出る」は違います。STREET CHURROSの公開PLは月商380万円に対して人件費125万円。これは複数名で回す前提の数字です。ワンオペなら人件費は浮きますが、売上もモデルどおりにはなりません。

③ 案件紹介型(本部が仕事を持ってくる)

インテリアエージェント、カバーオール、リフォーム職人など。営業を本部が担うため、1人でも仕事が途切れません。

対価としてロイヤリティは高めです。カバーオールは17.3〜29.3%、インテリアエージェントは10〜14%。営業代行費込みと考えれば妥当な水準ですが、自力開拓できる人には割高になります。

開業後、この数字を管理するのはオーナー自身です

本部が示すPLはあくまでモデルケースです。実際に原価率や人件費率が計画どおりに収まっているかを毎月確認し、ズレの原因を潰していくのは加盟店側の仕事になります。開業前の事業計画づくりから決算まで相談できる税理士を見つけておくと、数字の異変に早く気づけます。

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1人運営の収入上限はどこにあるか

公開されている1人運営の実績を並べると、到達点が見えてきます。

ブランド 1人での実績
インテリアエージェント 年間所得1,800万円(開業1年目・神奈川)
ガーテリア 年商8,000万円(沖縄・1名)
リフォーム職人 年間所得1,200万〜1,500万円(1店舗・1名)
くらしのパートナー 年間所得920万円(開業3年目)
日本ペットシッターサービス 月52万5,000円(スタッフを雇わない場合)

はっきりした傾向があります。自分が手を動かすタイプは年収1,000万円前後が上限、外注や職人に実務を回せるタイプは数千万円まで伸びます。

インテリアエージェントやガーテリアが1人で高い数字を出せるのは、施工を職人に外注し、オーナーは管理に専念する構造だからです。自分の作業時間が売上の天井にならない設計になっています。

1人で年収1,000万円を超えたいなら

選ぶべきは次のどちらかです。

  • 単価の高い業態:リフォーム・原状回復は1件200万〜400万円。件数が少なくても売上が立つ
  • 実務を外注できる業態:自分は受注と管理だけを担当する

逆に、施術や配達など自分の労働時間がそのまま売上になる業態は、月50万〜80万円あたりで頭打ちになります。そこから先はスタッフを雇う段階です。

1人開業を選ぶときの3つの注意点

① 自分が倒れたら売上はゼロ

1人運営の最大のリスクです。病気や怪我で稼働できない期間は、そのまま無収入になります。スーパーカーゴのようにオーナー同士の協力体制で休みを取れる仕組みがある本部は、この点で優れています。加盟前に「休むときどうするか」を確認してください。

② 固定費の低さを最優先に見る

1人運営は売上の上限が読めるので、固定費が低いほど安全です。月商の見込みに対して、ロイヤリティ+家賃+月額費用が何%を占めるかを計算してください。無店舗型なら10%以下に収まるケースが多く、店舗型だと20〜30%になります。

③ 「1人で可能」の但し書きを読む

本部の「1人で開業できます」は、多くの場合立ち上げ期の話です。収益モデルの人件費欄を見て、スタッフを雇う前提の数字になっていないかを必ず確認してください。

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  • 契約書・開示書面で必ず質問すべき条項
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まとめ

1人で開業できるFCは17ブランド。選ぶ基準は3つです。

  1. 固定費の低さ(無店舗型が有利)
  2. 自分の労働時間が売上の天井にならないか(外注できる業態か)
  3. 休んだときの備えがあるか

年収1,000万円以上を狙うなら、施工や実務を外注できる案件紹介型。手堅く月50万〜80万円を積み上げたいなら、固定費の低い訪問型。どちらを目指すかを先に決めると、選ぶべきブランドは自然に絞れます。

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