エアコン解決.comは株式会社スマコンが展開する7年保証付きエアコンメンテナンスのFCです。保証対象の修理費用は本部が負担し、加盟店は保証リスクを負いません。ただし本部自身が「本業を持つ方向け」と明記しており、単独開業向けではない点が重要です。公開PLの読み方まで整理しました。
※本記事にはプロモーション(広告)が含まれます。
- 加盟金
- 50万円
- 初期費用
- 228万円
- ロイヤリティ
- 売上の7%+販促費7万円
- 損益分岐の目安
- 黒字まで最大1年
- 店舗数
- 1店舗
製造から7年の修理保証付き点検
本部の公式サイト・公開資料の数字をもとに掲載しています。詳しい前提は本文をご確認ください。
エアコン解決.comとは
エアコン解決.comは株式会社スマコン(代表取締役:吉田修文氏)が展開するエアコン設備メンテナンスのフランチャイズです。
最大の特徴は「製造年月から7年間の修理保証」がついた定期サービスである点。定期点検と洗浄を行うことで最大7年の保証を提供し、「壊れても安心」を売りに他社と差別化しています。
ビジネスモデルはエアコン洗浄をフロントサービスとした新規顧客開拓・囲い込み・バックエンドサービス提供。つまりエアコン洗浄そのもので稼ぐというより、顧客との接点を作る商材という位置づけです。
店舗数は1店舗(直営1・FC0)。募集段階は0次です。
最も重要な前提:単独開業向けではありません
このFCを検討するうえで最初に押さえるべき点があります。本部が注意点に明記しています。
「エアコン専門業者様よりも、本業をより売り上げを上げたい方に向けたビジネスモデル」「本FCで利益を取り切るというより、この商材をフロント商材としてお客様との関係性を築きたい方に合ったビジネスモデルです」
本部が想定する加盟者像も「ニーズが高い2本目の柱を作りたい方」「既存顧客への信頼度UPしたい方」。すでに何らかの事業と顧客を持っている事業者が対象で、これ一本で独立する人向けではありません。
初期費用(期間限定の割引あり)
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| システム導入費用 | 98万円 |
| 加盟金 | 50万円 |
| 研修費 | 50万円 |
| その他備品等 | 30万円 |
| 通常の初期費用 | 228万円 |
| 割引適用時 | 150万円(※10月末まで先着限定3社) |
この費用を法人で用意するなら
FC本部の多くは法人での加盟を条件にしています。会社設立には登録免許税などの実費がかかりますが、サービスの利用で実費負担を抑えられる選択肢もあります。
この150万円は期間限定・社数限定の条件です。資料に「10月末まで先着限定3社」と明記されています。検討時点で条件が有効かは必ず確認してください。
収益モデル
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 月間売上 | 30〜150万円 |
| ロイヤリティ | 売上の7%+販促費用7万円 |
| システム利用料 | 月3万円 → 2026年3月まで0円(※10月末まで先着限定3社) |
| 月間営業利益 | 15〜75万円 |
| 黒字までの期間 | 最大1年(次の夏) |
| 初期費用回収期間 | 1年 |
| 店舗数 | 1店舗(直営1・FC0) |
| 募集エリア | 大阪・名古屋・東京を中心(他エリアは応相談) |
黒字までの期間が「最大1年(次の夏)」とされているのは、エアコン事業の季節性を示しています。需要が夏に集中するため、いつ加盟するかで立ち上がりのスピードが変わるということです。秋に加盟すれば、本格的に売上が立つのは翌年の夏になります。
月間PL(本部公開)
本部が公開しているのは「宅建あり」と題した1パターンのみです。
| 項目 | 宅建あり |
|---|---|
| 客数 | 3 |
| 客単価 | 1,000,000円 |
| 売上 | 3,000,000円 |
| 原価 | 750,000円 |
| 粗利益 | 2,400,000円 |
| ポータルサイト | 15,000円 |
| 登記簿謄本取得費 | 10,000円 |
| 経費計 | 25,000円 |
| 営業利益 | 2,375,000円 |
このPLは本文の数字と大きく食い違っています
資料を読むうえで、最も注意すべき点がここです。
| 資料本文 | 公開PL | |
|---|---|---|
| 月間売上 | 30〜150万円 | 300万円 |
| 月間営業利益 | 15〜75万円 | 237.5万円 |
PLの数字は、本文で示された範囲の上限をさらに3倍以上上回っています。
このPLは「宅建あり」というタイトルが付いており、宅地建物取引業者(賃貸管理会社など)が既存の管理物件に展開したケースと推測されます。客単価100万円・客数3件という構成も、個人宅ではなく法人・管理物件単位の契約を示唆します。
また経費計が25,000円(ポータルサイト+登記簿謄本取得費)しかないのは、本業の人件費・車両費・事務所費を含まない増分だけを計上しているためと考えられます。
つまりこのPLは「すでに管理物件を多数持つ宅建業者が導入した場合」という最も条件の良いケースであり、一般的な加盟者の収支とは別物として読む必要があります。自分の事業形態に近いモデルを別途出してもらうことが不可欠です。
もう1点:粗利益の計算
売上3,000,000円−原価750,000円=2,250,000円のはずですが、粗利益は2,400,000円と記載されています(差15万円)。営業利益2,375,000円は粗利益2,400,000円から経費計を引いた値と整合しているため、原価欄の数字について確認が必要です。
エアコン解決.comの3つの特徴
① 7年間の修理保証
製造年月から7年間の修理保証がついた定期サービスとしています。さらに本部サポートには「7年保証対象エアコンの故障については、修理にかかる費用を本部が負担」と明記されています。
保証コストを本部が持つということは、加盟店は保証リスクを負わずに「保証付き」を売れるということです。これは営業上の大きな武器になります。
② 会員制囲い込みによるストック収益
保証対象内だけでなく保証対象外のエアコンもトータルでサポートする契約で、エアコン単体ではなく家ごと・会社ごとの契約になります。これにより安定的かつ長期的な収益構造を得られるとしています。
③ 未経験でも始められる支援体制
営業ツール、技術研修動画、保証管理システム、顧客対応マニュアルなど本部がフルサポート。洗浄スキルを持つ事業者でなくても異業種から参入できるのが強みとしています。バックオフィス業務はオンラインで完結できるシステムが提供されます。
加盟前に確認すべき3つの注意点(本部公表)
① 保証継続には定期点検・洗浄の徹底が必要
これが運営上の最重要事項です。保証の条件として年1回の点検と2年に1回の洗浄(家庭用は2〜3年に1回)が必要で、守られていないと保証対象外になります。
本部は「顧客への事前説明と記録管理が不十分だとトラブルの元になります。加盟店には説明責任と管理体制が求められます」と明記しています。
保証を売りにする以上、保証が効かなかったときのクレームは直接自分に来ます。顧客台帳と点検履歴の管理が業務の中核になることを理解しておく必要があります。
② 本業ありきのモデル
前述のとおり、本部自身が「本FCで利益を取り切るというより、フロント商材として関係性を築きたい方に合ったビジネスモデル」としています。
③ 機械未経験者にはハードルがある
本部は「機械を全く触ったことがない方にとっては、若干ハードルが高く感じられる可能性有り」とし、理由を「会員制囲い込みビジネスのため、エンドユーザー対応を非常に丁寧かつ親切に行う必要があります」と説明しています。
フランチャイズ図鑑の有料note
失敗しないフランチャイズ本部の選び方
契約前に“数字”と“条項”で見抜く
この記事で挙げた「確認すべき点」を、どの本部にも使える形にまとめました。本文8,800字。
- 良い本部と危ない本部を見分ける判断基準(数字で確かめる方法つき)
- 契約書・開示書面で必ず質問すべき条項
- 収支シミュレーションの「盛られやすい場所」と、その見抜き方
- 説明会と既存オーナー訪問でそのまま使える質問テンプレート
- 購入者特典:チェックリストPDF/収支シミュレーション添削シート/質問テンプレート
売上が好調な店舗・伸び代がある店舗の特徴
好調な店舗:スピード対応と法人定期契約
本部が挙げるのは2点です。
- 丁寧でスピーディーな対応——「依頼から24時間以内に訪問・対応を徹底したり、急な依頼にも『まず駆けつける』ことを優先できる方」。エアコンが壊れるのは猛暑日であり、即日対応できるかが評価を決める業種です
- 法人向け定期契約の獲得——「法人ユーザー(オフィスビルや工場)の獲得に力を入れて頂くと単価UPが可能」
伸び代がある店舗:既存顧客を多く持っている
本部は「全てのユーザーがお客様になり得るため、法人・個人問わず本業での既存ユーザーを多く囲っていると売上が伸ばしやすくなります」としています。
公開PLが「宅建あり」のケースなのは、まさにこの理由です。管理物件を多数持つ事業者ほど、初日から売上を作れる構造になっています。逆にいえば顧客基盤がない状態で始めるとゼロからの営業になります。
客層
エアコンは生活必須家電のため、対象は幅広く設定されています。
- 個人ユーザー——一般家庭(戸建て・マンション)、賃貸物件オーナー・管理会社
- 法人ユーザー——オフィスビル/商業施設管理会社、工場/倉庫/物流センター、医療・介護施設、飲食店・店舗チェーン
このブランドが合わなかったら、条件から探せます
予算・働き方・性格の7問で、掲載中の85ブランドから条件に合うものを並べます。合わないものは合わないと書きます。入力は不要、所要1分です。
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暮らし系のフランチャイズを、他社と並べて比べる
同じ業態でも、本部が集客するのか自分で営業するのかで必要な力は別物です。アントレには便利屋・修理・クリーニングの募集情報がまとまっていて、各社の募集ページで条件を見比べられます。会員登録(無料)をすると、気になった本部の資料をダウンロードできます。
まとめ
- 運営は株式会社スマコン。7年保証付きのエアコンメンテナンスFCで1店舗(直営1・FC0)
- 初期費用通常228万円→150万円(10月末まで先着3社の期間限定条件)
- ロイヤリティは売上の7%+販促費7万円。システム利用料も期間限定で0円
- 本部が「本業を持つ方向け」と明記。単独開業向けではない
- 公開PLは「宅建あり」の1パターンのみで、本文の売上レンジを3倍以上上回る
- 保証対象の修理費用は本部が負担。加盟店は保証リスクを負わない
- 本部公表の注意点は点検・洗浄の記録管理・本業ありき・エンドユーザー対応の丁寧さ
7年保証という差別化要素があり、しかも保証コストは本部負担。既存顧客を持つ事業者にとっては、追加投資150万円で2本目の収益柱を作れるという提案は合理的です。
ただし公開PLは最も条件の良いケース(宅建業者)であり、自分の顧客基盤でどれだけ出るかは別途試算が必要です。そして割引条件には期限があります。①自分の事業形態に近い収支モデル ②現時点で有効な費用条件——この2点を確認してから判断してください。
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法人を設立してフランチャイズに加盟するなら
FC本部の多くは法人での加盟を条件にしています。会社設立には登録免許税などの実費がかかりますが、サービスの利用で実費負担を抑えられる選択肢もあります。
開業後、この数字を管理するのはオーナー自身です
本部が示すPLはあくまでモデルケースです。実際に原価率や人件費率が計画どおりに収まっているかを毎月確認し、ズレの原因を潰していくのは加盟店側の仕事になります。開業前の事業計画づくりから決算まで相談できる税理士を見つけておくと、数字の異変に早く気づけます。
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