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創業融資の可否を分けるのは、面談よりも事業計画書です。
そしてフランチャイズ加盟者には、ゼロから起業する人にはない圧倒的な有利さがあります。この記事ではその活かし方を整理します。
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FC加盟者が有利な理由
事業計画書で最も書きにくいのは「売上予想の根拠」です。
ゼロから起業する人は、実績がないため予想を裏付けるものがありません。しかしFCなら、本部が持つ既存店の実績データをそのまま根拠にできます。
これは創業融資において極めて強い材料です。「この数字は本部の既存◯店舗の平均値です」と言えるかどうかで、計画書の説得力がまったく変わります。
書くべき項目
1. 創業の動機
「独立したかったから」では弱すぎます。なぜこの業種か、なぜこのFCかを具体的に書いてください。
複数のFCを比較検討した経緯を書けると、「衝動ではなく判断した人」という印象になります。
2. 経営者の略歴
開業する業種と前職の関連を書きます。未経験の場合は、本部の研修制度を具体的に書いて補います。
「〇日間の本部研修」「開業後◯ヶ月のスーパーバイザー訪問」など、数字で書けると説得力が出ます。
3. 取扱商品・サービス
何を、いくらで、誰に売るのか。FCなら本部の資料がそのまま使えます。
4. 取引先・取引関係
仕入れ先が本部に固定される場合はその旨を書きます。安定供給が約束されていることは、むしろプラス材料です。
5. 必要な資金と調達方法
設備資金と運転資金に分けて、1円単位で根拠を示せる金額を積み上げます。見積書・加盟契約書・物件資料を添付してください。
根拠なく盛った金額は、減額されるか計画全体の信頼性を下げます。
6. 事業の見通し
ここが本番です。以下を自分の言葉で説明できる状態にしてください。
- 客単価と客数の根拠(商圏人口・競合状況から)
- 原価率とその内訳
- 人件費の積算根拠(何人を何時間、時給いくらで)
- 損益分岐点と、そこに到達するまでの月数
やってはいけないこと
本部の資料をそのまま転記する
FC加盟者が最も落とされるパターンです。
本部の収支モデルはよくできています。しかしそれを丸写しして提出し、面談で「なぜこの売上になると思いますか」と聞かれて答えられないと、「人任せの人」と判断されます。
数字は本部のものを使っていい。ただし自分の商圏に引き直して、自分の言葉で説明できる状態にしてください。
楽観シナリオしか用意しない
面談では必ず「売上が予想の7割だったらどうしますか」と聞かれます。
下振れ時の対応を考えていない人は警戒されます。計画書にも、保守的なシナリオを1本入れておくと評価が上がります。
書き上げたらプロの目を通す
事業計画書は自分で書くべきです。面談で答えられなくなるからです。
ただし書いたあとに一度専門家に見てもらうことは強くおすすめします。自分では気づけない欠落——運転資金の計上漏れ、返済計画の矛盾、根拠の書き方——が必ず出ます。
初回相談無料のサービスもあるので、申し込む前に一度見てもらうだけで結果が変わります。
事業計画書と資金調達をまとめて相談する
本文のとおり、書き上げたあとに一度プロの目を通すと通過率が変わります。設立から資金調達まで一括で相談できるサービスもあります。
法人で創業融資を申し込むなら
FC本部の多くは法人での加盟を条件にしています。会社設立には登録免許税などの実費がかかりますが、サービスの利用で実費負担を抑えられる選択肢もあります。
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