かきのおきてFCの評判は?11坪で月商800万円・100円生牡蠣モデルの収支と注意点

かきのおきては、生牡蠣を1個100円で通年提供する牡蠣特化型居酒屋のフランチャイズです。本部公開の収益モデルは11坪で月商800万円・営業利益132万円。旗艦店の神田店は開業9カ月で最高月商970万円を記録しています。

1坪あたり月72万円という売上密度は居酒屋として際立った数字です。一方で原価率37%と、生牡蠣を目玉にする業態ならではの構造も抱えています。この記事では公開PLを分解し、確認すべき点まで整理します。

💡 かきのおきての資料を無料でもらう

収益シミュレーションとエリアマーケティングの手法を無料で確認できます。

→ 資料請求はこちら(アントレ)

目次

かきのおきてとは?事業概要と特徴

株式会社ジャッピーダイナーが展開する牡蠣特化型の居酒屋です。「百円牡蠣の帝王」と呼ばれる相馬慶一氏とパートナー契約を結んで誕生しました。

100円という価格を成立させているのは仕入れの構造です。相馬氏が20年かけて築いた三陸の漁師からの直接仕入れルートを使い、提携工場で洗浄・選別を行います。単に安いのではなく、生産者直結で品質を担保したうえでの100円という位置づけです。

メニューは生牡蠣に加えて焼き牡蠣やアヒージョなどの牡蠣料理、相性のよい酒をカジュアルに楽しめる構成。客層は20〜40代の会社員やグループ客が中心で、オフィス街の店舗でも土日祝の集客に成功しているとされています。

こんな法人におすすめ

  • 外食事業の多角化で新しい収益の柱を作りたい企業
  • 集客力の強いキラーコンテンツで新規参入したい企業
  • 自己資金500万円以上を用意できる法人
  • リスクを抑えた事業多角化を目指す法人

費用一覧

項目 金額
加盟金(FCに参加するための初期費用) 330万円
保証金 100万円(非課税)
研修費 55万円
施工・開業指導料 55万円
契約時の合計 540万円(税込)
物件取得費・内外装工事費 別途
ロイヤリティ 売上の5%
販売促進費 売上の1%
システム利用料 月2万2,000円(税込)
契約期間 5年
最低自己資金の目安 500万円

この費用を法人で用意するなら

FC本部の多くは法人での加盟を条件にしています。会社設立には登録免許税などの実費がかかりますが、サービスの利用で実費負担を抑えられる選択肢もあります。

サービスを導入いただくだけで、設立登記の実費負担が0円!【0円創業くん】

本部への支払いは月商の約6.3%

ロイヤリティは5%ですが、販売促進費1%とシステム利用料が加わります。月商800万円の場合、

  • ロイヤリティ:40万円
  • 販売促進費:8万円
  • システム利用料:2万2,000円
  • 合計:50万2,000円(月商の約6.3%)

飲食FCとしては標準的な水準です。ただし事業計画を立てるときは5%ではなく6.3%で見てください。

💡 詳しい費用明細を資料請求する(無料)

内外装費を含めた開業総額と、収益シミュレーションを確認できます。

→ 開業費用の詳細を見る

収益モデル|11坪・東京で月商800万円

本部が公開しているPLです。

項目 金額 売上比
月商 800万円 100%
食材原価 ▲296万円 37.0%
人件費 ▲179万2,000円 22.4%
家賃 ▲50万4,000円 6.3%
水道光熱費 ▲18万4,000円 2.3%
その他 ▲124万円 15.5%
営業利益 132万円 16.5%

実際の店舗実績

店舗 時期 月商
神田店(11坪) 開業3カ月 800万円
神田店(11坪) 開業9カ月 970万円

モデルの月商800万円は、神田店が開業3カ月で実際に到達した数字です。机上の試算ではなく実績に基づいている点は、評価できる材料です。さらに9カ月で970万円まで伸びています。

11坪で月商800万円の意味

1坪あたり月72万7,000円。居酒屋業態としては極めて高い売上密度です。客単価3,000円と仮定すると月約2,667人、1日あたり約89人。11坪の店舗規模を考えると、高い回転率が前提になります。

「生牡蠣100円」という強いフックで集客し、狭い面積を高速で回す設計です。逆に言えばこの集客力が出せる立地でなければモデルは成立しません。本部がエリアマーケティングに力を入れているのは、そのためです。

原価率37%をどう見るか

一般的な居酒屋の原価率は30%前後なので、37%は高めです。100円で生牡蠣を出す以上、目玉商品の原価率は構造的に高くなります。

本部もこれを認識しており、サポート内容に「生牡蠣だけに頼らない独自性の高い商品開発や、原価をコントロールするためのメニューミックスを実施」と明記しています。牡蠣で客を呼び、他のメニューと酒で粗利を取るというのがこの業態の収益設計です。

したがって、酒類やサイドメニューの構成比が落ちると利益率は一気に悪化します。公開PLの37%が、どのようなメニュー構成比で計算されているかを確認してください。

💡 収支計画書を無料でもらう

直営店の実績PLと、自社の候補物件での試算を相談できます。

→ 収益シミュレーションを依頼する

かきのおきての3つの強み

① 他店が真似できない仕入れルート

100円で本物の生牡蠣を出せるのは、相馬氏が20年かけて築いた三陸の漁師との直接取引と提携工場があるからです。価格だけ真似しようとしても仕入れが追いつかない構造で、競合に対する参入障壁になっています。

② 科学的な立地選定

大手チェーンが実施しているエリアマーケティングを取り入れ、乗降客数などを数値化して商圏を分析します。11坪で月商800万円というモデルは立地依存度が高いため、ここを本部が科学的に選ぶことの価値は大きいと言えます。

③ 計28日間の研修

社員座学約4日間、社員現場研修約17日間、アルバイト新店研修約7日間の計約28日間。飲食未経験の法人でも参入できるよう、現場研修に重点が置かれた構成です。

研修・サポート体制

開業前

  • 物件選定支援(エリアマーケティングによる好物件の抽出・提案)
  • 店舗設計・内装指導(効率的なオペレーションを実現するレイアウト設計)
  • 研修プログラム(計約28日間)
  • オープン準備(販促企画の立案、オープニングスタッフの採用・育成フォロー)

開業後

  • 「100円生牡蠣」の継続的・優先的供給
  • SVによる定期的な店舗訪問、売上分析・運営状況の確認と改善提案
  • メニュー開発(原価コントロールのためのメニューミックス)
  • 定期的な衛生指導・検査

開業までの5ステップ

  1. 資料ダウンロード
  2. 個別説明会(オンライン)+直営店の店舗視察、オーナー・店長候補面談
  3. 加盟契約締結
  4. 物件確定・設計施工(エリアマーケティングに基づく物件選定、施工業者との打合せ・進捗管理)
  5. 研修・引渡し・開店(オープン後もSVがサポート)

向いている法人・向いていない法人

向いている 向いていない
自己資金500万円+内外装費を用意できる 300万円以下で始めたい
繁華街・オフィス街の好立地を狙える 立地にこだわらず出店したい
飲食店の運営体制を作れる 無人・ワンオペを希望
食材供給を本部に依存することを許容できる 仕入れを自分で決めたい
衛生管理に投資できる 生鮮の取扱いに不安がある

加盟前に確認すべき3つの注意点

① 内外装費を含めた開業総額

契約時540万円は本部に払う分だけで、物件取得費と内外装工事費は別途です。11坪の飲食店を東京の好立地に作る費用を加えると、総額は大きく変わります。本部は施工・開業指導まで行うので、候補物件での総額見積もりを早い段階で出してもらってください。

② 牡蠣の供給リスク

この業態は生牡蠣の安定供給が事業の前提です。本部は「継続的・優先的供給」をサポート内容に挙げていますが、三陸産の生牡蠣は不漁や海況の影響を受ける可能性があります。

供給が滞った場合の対応、価格が上昇した場合の卸値の扱い(固定か変動か)を契約前に確認してください。原価率37%という数字は、卸値が変わればそのまま動きます。

③ 衛生管理の体制

生牡蠣を主力とする以上、衛生管理は経営そのものです。本部は定期的な衛生指導・検査を行うとしていますが、日々の管理責任は店舗側にあります。万一の事態に備えた保険の加入条件や、本部の指導頻度・内容を具体的に確認しておくべきです。安心して任せられる体制かどうかは、この業態を選ぶ最大の判断軸になります。

フランチャイズ図鑑の有料note

失敗しないフランチャイズ本部の選び方
契約前に“数字”と“条項”で見抜く

この記事で挙げた「確認すべき点」を、どの本部にも使える形にまとめました。本文8,800字。

  • 良い本部と危ない本部を見分ける判断基準(数字で確かめる方法つき)
  • 契約書・開示書面で必ず質問すべき条項
  • 収支シミュレーションの「盛られやすい場所」と、その見抜き方
  • 説明会と既存オーナー訪問でそのまま使える質問テンプレート
  • 購入者特典:チェックリストPDF/収支シミュレーション添削シート/質問テンプレート

noteで読む(980円・返金可)

よくある質問

飲食未経験でも参入できますか?

計約28日間の研修(社員座学4日・社員現場研修17日・アルバイト新店研修7日)が用意されており、本部は「飲食事業未経験の法人様も安心」としています。

どのくらいの広さが必要ですか?

公開されている収益モデルと神田店の実績はいずれも11坪です。小規模で高回転を狙う業態です。

物件は自分で探すのですか?

本部がエリアマーケティングで好物件を抽出・提案します。乗降客数などを数値化した商圏分析に基づく選定です。

本部への支払いは月いくらですか?

ロイヤリティ5%、販売促進費1%、システム利用料2万2,000円です。月商800万円なら合計50万2,000円(約6.3%)になります。

加盟前に店舗を見られますか?

説明会の後に直営店の店舗視察があり、オーナー・店長候補との面談も実施されます。

このブランドが合わなかったら、条件から探せます

予算・働き方・性格の7問で、掲載中の85ブランドから条件に合うものを並べます。合わないものは合わないと書きます。入力は不要、所要1分です。

フランチャイズ適性診断を受けてみる →

まとめ

かきのおきては、「生牡蠣1個100円」という明確なフックと、他店が真似できない仕入れルートを武器にした業態です。11坪で月商800万円という数字は机上の計算ではなく、神田店が開業3カ月で実際に達成した実績に基づいています。

注意すべきは原価率37%という構造です。牡蠣で集客して他のメニューで粗利を取る設計なので、メニューミックスが崩れると利益が出ません。あわせて、内外装費を含む開業総額と、牡蠣の供給・価格条件を契約前に詰めておくこと。立地と仕入れ条件がそろえば、投資回収の早い業態です。説明会で直営店を見てから判断するのが確実です。

※本記事の費用・収益モデル・店舗実績は、株式会社ジャッピーダイナーがアントレに開示している情報(2026年10月時点)に基づきます。売上比・本部支払い比率・坪効率などの試算は、公開数値をもとに本サイトが計算したものです。最新の条件は必ず資料請求・個別説明会でご確認ください。出典:アントレ かきのおきて/株式会社ジャッピーダイナー

💡 まずは資料請求から(無料・1分)

加盟を決める必要はありません。直営店を見てから判断できます。

→ かきのおきての資料を無料でもらう

あわせて読みたい

法人を設立してフランチャイズに加盟するなら

FC本部の多くは法人での加盟を条件にしています。会社設立には登録免許税などの実費がかかりますが、サービスの利用で実費負担を抑えられる選択肢もあります。

サービスを導入いただくだけで、設立登記の実費負担が0円!【0円創業くん】

開業後、この数字を管理するのはオーナー自身です

本部が示すPLはあくまでモデルケースです。実際に原価率や人件費率が計画どおりに収まっているかを毎月確認し、ズレの原因を潰していくのは加盟店側の仕事になります。開業前の事業計画づくりから決算まで相談できる税理士を見つけておくと、数字の異変に早く気づけます。

近場の税理士を探すなら、税理士紹介ネットワークへ

LINEで無料診断

フランチャイズ適性診断

公式LINEから、無料で診断できます。7つの質問に答えるだけで、予算や働き方に合うFCを掲載ブランドから絞り込みます。

LINEで無料診断する

次に読むフランチャイズ

条件で探す(業種・初期費用・ロイヤリティ)
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次