訪問マッサージ「りんくす」の評判は?加盟金187万円と月10回計算の収益モデルを検証

株式会社ケア・リンクスの「りんくす」は、健康保険が適用される訪問マッサージの開業支援です。加盟金187万円、自宅開業なら物件取得費も設備費もかかりません。オーナー自身は無資格でOKです。

本部公開のモデルでは、利用者50名で月商210万円・オーナー月収100万円。ただしこの計算は標準利用回数の上限(月10回)を前提にしており、下限の月8回だと月商は20%下がります。この記事ではその検証まで行います。

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目次

訪問マッサージとは?健康保険が使える仕組み

訪問マッサージは、医師の同意があれば健康保険が適用される施術です。病院と同じ扱いになるため、75歳以上なら自己負担は1割。国家資格者による施術を自宅で受けられます。

介護保険の適用外である点も重要です。介護保険では利用できるサービスに点数の上限がありますが、訪問マッサージは健康保険なので回数制限のリスクがありません。

市場環境について本部はこう説明しています。

  • 要在宅医療者は全国に25万人
  • そのうち9割が訪問マッサージを認知していない
  • 営業窓口がケアマネージャーに集約されているため効率的に集客できる
  • 治療院から半径16kmの営業商圏が国により定められ、治療費も固定のため価格競争が起きない

運営の手間が小さい設計

施術師が無料体験の時点で利用曜日と時間を確定させるため、オーナーや管理者がシフト管理をする必要がありません。日程変更も施術師と利用者が直接調整するので、代行要員の手配も発生しません。

項目 内容
標準利用回数 週2〜3回(月8〜10回)
1回の施術時間 約20分
平均利用料 4,200円/回

こんな方におすすめ

  • 無資格・未経験から医療・介護分野に参入したい方
  • 自宅開業で初期費用を抑えたい方
  • 法人の新規事業や副業として取り組みたい方
  • 低投資で多店舗展開を目指したい方

費用一覧

項目 金額
加盟金(研修費・システム導入費を含む) 187万円(税込)
契約時の合計 187万円(税込)
物件取得費・設備費 自宅開業なら0円
ロイヤリティ 総売上の7%
月会費 3万3,000円(税込)
レセプト作成代行(希望する場合のみ) 総売上の3.5%
契約期間 3年間(以降3年ごとの自動更新)
最低自己資金の目安 187万円

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FC本部の多くは法人での加盟を条件にしています。会社設立には登録免許税などの実費がかかりますが、サービスの利用で実費負担を抑えられる選択肢もあります。

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本部への支払いは最大で月商の約12%

ロイヤリティ7%だけを見ると標準的ですが、実際にはもう2つあります。月商210万円のケースで計算します。

項目 レセプト代行なし レセプト代行あり
ロイヤリティ(7%) 14万7,000円 14万7,000円
月会費 3万3,000円 3万3,000円
レセプト作成代行(3.5%) — 7万3,500円
合計 18万円(8.6%) 25万3,500円(12.1%)

レセプト(保険請求)は専門知識を要する業務です。未経験のオーナーが自分で行うのは現実的に難しく、代行を使うケースが多いと考えられます。その場合、本部への支払いは月商の約12%になります。事業計画は12%で見ておくのが安全です。

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収益モデル|検証すると前提が見える

本部が公開しているモデルです。

規模 施術師 月商 各種経費 オーナー月収
利用者50名 3名(正社員1+業務委託2) 210万円 ▲110万円 100万円
利用者100名 5名(正社員3+業務委託2) 420万円 ▲190万円 230万円

月商は「月10回利用」で計算されている

公開されている条件(平均利用料4,200円/回)を使って逆算してみます。

利用者数 月8回の場合 月10回の場合 公開モデル
50名 168万円 210万円 210万円
100名 336万円 420万円 420万円

計算が一致しました。公開モデルは標準利用回数「月8〜10回」のうち、上限の月10回で計算されています。

もし実際の平均が月8回なら、月商は50名で168万円、100名で336万円。いずれも20%減です。経費が同じだとすると、オーナー月収は50名のケースで58万円まで下がる計算になります。

これはモデルが間違っているという話ではなく、上限値で作られたモデルだと理解して読むべきということです。説明会では「既存加盟店の実際の平均利用回数は月何回か」を必ず確認してください。収益が2割変わる重要な数字です。

経費の中身は施術師への報酬

経費は月商の52%(110万円/210万円)、45%(190万円/420万円)です。利用者が増えるほど経費率が下がっています。施術師への報酬が経費の大半を占め、正社員の固定費が売上で薄まっていく構造と読めます。

りんくすの3つの強み

① 健康保険適用で未払いリスクが小さい

売上の大部分が国(保険者)からの入金です。利用者の自己負担は1〜3割のみ。回収不能リスクが構造的に小さく、価格も固定なので値引き competition も起きません。収益の予測が立てやすいビジネスです。

② 届出制なので手続きが軽い

許認可ではなく届出制です。施術管理者登録を保健所・厚生局で行い、登録後は即座に保険請求が可能になります。申請手続きは本部がサポートします。介護事業のような重い指定申請がない点は、立ち上げの速さにつながります。

③ 施術師の確保を本部が支援する

この事業の生命線は、あん摩マッサージ指圧師(国家資格)の確保です。本部は研修の中でこれを解決します。

  • 1日目:座学で訪問マッサージの運営基礎知識を習得
  • 2・3日目:エリアの開業済みあん摩マッサージ師にテレアポ営業。アポイントには本部担当者も同行し、施術師確保をサポート
  • 4日目:介護施設への営業同行で利用者獲得方法をレクチャー

研修の半分が「施術師を集める実地営業」に充てられている点が実務的です。机上の研修ではなく、研修期間中に実際の採用活動を本部と一緒に行う構成になっています。

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既存加盟店の平均利用回数と、施術師の確保状況を確認できます。

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開業までの5ステップ

  1. 資料ダウンロード(ビジネスモデル詳細・業界知識)
  2. 個別説明会(すべて個別対応)
  3. 契約の締結(研修日を設定して契約書を送付)
  4. 開業準備/研修(物件取得は不要。屋号決定・名刺/パンフレット作成・施術師採用を並行、現地研修4日間)
  5. 治療院登録後、開業(保健所・厚生局での施術管理者登録。登録後は即保険請求が可能)

向いている人・向いていない人

向いている人 向いていない人
ケアマネージャーへの営業ができる 営業活動をしたくない
有資格者の採用・管理ができる 1人で完結させたい(資格が必要)
自宅開業で固定費を抑えたい 店舗を構えたい
制度ビジネスの変更に対応できる 報酬改定リスクを避けたい
187万円を用意できる 100万円以下で始めたい

加盟前に確認すべき3つの注意点

① 既存加盟店の平均利用回数

前述のとおり、公開モデルは月10回(標準の上限)で計算されています。実際の平均が月8回なら月商は2割減です。既存加盟店の実績値を必ず聞いてください。最優先の確認事項です。

② 自分のエリアで施術師を確保できるか

利用者50名に施術師3名、100名に5名が必要です。あん摩マッサージ指圧師は国家資格で、地域によって人数に差があります。研修で本部と一緒にテレアポ営業を行う仕組みは心強いものの、そもそも対象となる施術師が自分の商圏に何人いるかは確認しておくべきです。

③ 医師の同意書と療養費の請求ルール

訪問マッサージの保険適用には医師の同意が必要です。同意が得られなければ保険請求できません。また療養費の請求は制度上のルールが細かく定められており、適正な請求が求められます。

本部がレセプト作成代行を用意しているのは、この部分の専門性が高いためです。同意書をどう取得するのか、請求ルールの研修はあるのか、制度改定時に本部がどう対応するのかを確認してください。制度ビジネスである以上、ここが運営の土台になります。

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よくある質問

オーナーに資格は必要ですか?

不要です。本部は「オーナー様は無資格でOK」としており、有資格者(あん摩マッサージ指圧師)の採用ノウハウは本部が提供します。

自宅で開業できますか?

できます。訪問サービスのため、自宅開業の場合は物件取得費・設備費が一切かかりません。仕入れや在庫リスクもありません。

シフト管理は大変ですか?

施術師が無料体験の時点で利用曜日と時間を確定させるため、オーナーがシフト管理をする必要はありません。日程変更も施術師と利用者が直接調整します。

集客はどうするのですか?

営業窓口がケアマネージャーに集約されています。研修4日目には介護施設への営業同行があり、利用者獲得方法のレクチャーを受けられます。

どのくらいで開業できますか?

物件取得が不要なため、契約・研修4日間・施術管理者登録を経て開業します。登録後は即座に保険請求が可能です。

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まとめ

りんくすの訪問マッサージは、健康保険適用による安定した入金、届出制による手続きの軽さ、自宅開業による低コストを組み合わせた事業です。オーナーが無資格でよく、シフト管理も不要という設計は、副業や法人の新規事業として扱いやすい構造になっています。

検討の核心は2つ。既存加盟店の実際の平均利用回数(公開モデルは上限の月10回計算)と、自分の商圏で施術師を確保できるか。この2点が確認できれば、収益の見通しは具体的に描けます。

研修期間中に本部と一緒に施術師への営業を行える点は、他にあまりない実践的な仕組みです。個別説明会で、自分のエリアの施術師の状況まで踏み込んで聞いてみる価値があります。

※本記事の費用・収益モデルは、株式会社ケア・リンクスがアントレに開示している情報(2026年10月時点)に基づきます。利用回数別の月商試算および本部支払い比率は、公開数値をもとに本サイトが計算したものです。最新の条件および制度の取扱いは、必ず資料請求・個別説明会でご確認ください。出典:アントレ 株式会社ケア・リンクス

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本部が示すPLはあくまでモデルケースです。実際に原価率や人件費率が計画どおりに収まっているかを毎月確認し、ズレの原因を潰していくのは加盟店側の仕事になります。開業前の事業計画づくりから決算まで相談できる税理士を見つけておくと、数字の異変に早く気づけます。

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