インテリアエージェントFCの評判は?プランA・Bの損益分岐と原状回復ビジネスの実態

インテリアエージェントFCの評判は

インテリアエージェントは、賃貸物件の退去立ち会いと原状回復を請け負うフランチャイズです。不動産管理会社から依頼を受け、施工は職人に任せ、オーナーは調査・見積・手配を担当します。

プランは2つ。契約時298万円(ロイヤリティ10%)と198万円(同14%)で、この差は月商350万円なら約7カ月で逆転します。契約期間は5年なので、どちらを選ぶかで数百万円の差が出ます。本記事ではその計算と、公開収支で気になる点まで整理します。

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基本情報インテリアエージェント
加盟金
100万円(A)/50万円(B)
初期費用
198万〜298万円
ロイヤリティ
売上の10〜14%
店舗数
130店舗

管理会社10社以上を本部が紹介

本部の公式サイト・公開資料の数字をもとに掲載しています。詳しい前提は本文をご確認ください。

目次

インテリアエージェントとは?事業概要と特徴

株式会社エージェント ジャパン ホールディングスが運営する、原状回復・退去立ち会いのFCです。賃貸物件の退去時に発生する立ち会い業務と、その後の原状回復工事を扱います。

本部は取引先を1,000件以上抱えており、不動産管理会社・個人オーナー・退去立会の代行業者から案件を受けています。本部は自分で作業せず、受けた案件を加盟店に振り分ける構造です。

市場規模は7兆円とされ、引越し件数が増えるほど原状回復の案件も増えます。近年は外国人労働者の増加もあり、引越しは増加傾向にあります。

オーナーは直接施工しません。職人不足が進むなかで「職人を集め、適正価格で施工する」ノウハウが本部の強みです。

こんな方におすすめ

  • 事務所も人も持たず、1人で開業したい方
  • 自己資金50万円から融資を使って始めたい方
  • 営業で新規開拓する自信がない方(本部が管理会社を紹介します)
  • 未経験から業界に入りたい方(20代〜60代が活躍)

費用一覧|プランAとプランB

項目 プランA プランB
加盟金 100万円 50万円
研修費(マニュアル含む) 198万円 148万円
契約時の合計 298万円(税込) 198万円(税込)
ロイヤリティ(2カ月目以降) 売上の10% 売上の14%
売上100万円未満の月 11万円(税込)の固定
契約期間 5年間
最低自己資金の目安 50万円

この費用を法人で用意するなら

FC本部の多くは法人での加盟を条件にしています。会社設立には登録免許税などの実費がかかりますが、サービスの利用で実費負担を抑えられる選択肢もあります。

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ロイヤリティは1カ月間無料です。また売上が100万円に届かない月は定率ではなく11万円の固定になります。立ち上がりが遅れたときの下限が決まっている形です。

どちらのプランが得か

初期費用の差は100万円、ロイヤリティ率の差は4%です。売上規模ごとに逆転するタイミングを計算すると次のようになります。

月売上 ロイヤリティ差(月額) 100万円を取り戻すまで
500万円 20万円 5カ月
350万円 14万円 約7カ月
200万円 8万円 約13カ月
100万円 4万円 約25カ月

契約期間は5年(60カ月)です。本部の収益モデルは月売上350万〜500万円なので、その水準で回るなら7カ月以内にプランAが有利になり、残り53カ月は差が開き続けます。月売上350万円で5年続けた場合、プランAの方が累計で約740万円多く手元に残る計算です。

プランBが合理的なのは、初期の手元資金をどうしても確保したい場合か、小規模で様子を見たい場合に限られます。

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プラン別の収支比較と、融資を使った資金計画も相談できます。

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収益モデル|平均月収120万円以上

本部が公開している収益モデルは次のとおりです。

条件 月売上 売上純利益 月収
開業1年目/月25日稼働 500万円 150万円 116万5,000円
開業1年目/月25日稼働 350万円 130万円 96万5,000円

あわせて、全130店舗の平均月収120万円以上(2024年4月〜2026年8月の実績)、加盟店の60%が年収800万円以上(オーナー1名・月25日稼働)と公表しています。

数字を見るときの確認ポイント

2つのモデルを並べると、「売上純利益」と「月収」の差がどちらも33万5,000円で一致します。売上が500万円でも350万円でも同額です。

つまり売上に比例しない固定的な控除がある、と読めます。ただしロイヤリティは売上の10〜14%(500万円なら50万〜70万円)なので、この33万5,000円とは一致しません。この差額が何なのか、ロイヤリティは純利益の前後どちらで引かれているのかを、説明会で必ず確認してください。手取りの見込みが変わります。

加盟店の実例

エリア 開業時期 自己資金 年間所得額 体制
神奈川県(30代・男性) 2020年4月 298万円 1,800万円 開業1年目/オーナー1名

オーナーレポートは40件公開されており、最高月収の幅が非常に広いのが特徴です。福岡天神支店の770万円を筆頭に、八王子360万円、大宮330万円、横浜中区310万円、浦和310万円といった上位層がある一方、千葉・九十九里浜などで80万円台の事例もあります。

開業3カ月時点の事例も複数公開されており、東京本店が月収70万円、千葉中央区支店が月収100万円以上、大宮西支店が月収80万円以上、東村山支店が160万円。立ち上がりは比較的早い業態と読めます。

前職は医療従事者、造園業経営者、事務職、古民家カフェ創設、不動産業界、アーティスト、飲食業と幅広く、未経験からの参入が前提になっています。

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インテリアエージェントの3つの強み

① 初回に管理会社10社以上を紹介

本部は加盟時に新規管理会社を10社以上紹介し、さらに毎月10〜15件以上の案件紹介があるとしています(2024年4月〜2025年10月/74店舗、一部地域を除く)。原状回復は管理会社との関係が売上に直結する業態なので、この入口を用意してもらえるかどうかは決定的です。

② 資材の支払いを本部が立て替える

資材など高額の支払いが先に発生する場合、本部が立て替えます。工事業は入金より支払いが先に来るのが資金繰りの最大の難所なので、ここを本部が引き受けるのは実務的に効きます。

③ 365日24時間のサポート体制

加盟後は会長・社長を含め、対面・電話でいつでも相談できる体制です。何度でも現場同行があり、名刺とチラシの作成は一生無料とされています。

研修・サポート体制

開業前

  • 座学研修1日間:原状回復・退去立ち会いの基礎知識、業務の流れ(独自マニュアル使用)
  • OJT研修12日間:現場でのクロス測定・調査、各種物件での見積作成、ヒアリング同行、職人の施工現場見学

開業後

  • 名刺・チラシ作成(一生無料)
  • 初回に管理会社10社以上の紹介、毎月10〜15件以上の案件紹介
  • 資材など高額支払いの本部立替
  • 何度でも現場同行・サポート、365日24時間の相談対応
  • 日本政策金融公庫など公的融資のアドバイス

開業までの5ステップ

  1. 資料ダウンロード
  2. 個別説明会(本部での現地開催。交通費を最大5万円支給)
  3. 加盟契約
  4. 研修(座学1日+OJT12日、専任講師が指導)
  5. 業務スタート(問い合わせから最短1カ月)

向いている人・向いていない人

向いている人 向いていない人
1人・無店舗で始めたい スタッフを雇って拡大したい
管理会社との関係構築ができる 対人折衝が苦手
職人の手配・調整ができる 自分の手で施工したい
5年契約を前提に腰を据えられる 短期で見直したい
稼働量に応じて収入を伸ばしたい 労働時間を固定したい

加盟前に確認すべき3つの注意点

① 「売上純利益と月収の差33万5,000円」の中身

前述のとおり、公開モデル2本で控除額が同額です。この内訳とロイヤリティの扱いを確認しないと、手取りの計算ができません。最優先で聞くべき項目です。

② 案件紹介の実績に「一部地域を除く」とある

月10〜15件以上という案件紹介の実績には「一部地域を除く」という但し書きが付いています。自分の開業予定エリアがその対象かどうか、具体的に何件見込めるかを確認してください。管理会社の紹介数も同様です。

③ 最高月収は「最高」であること

オーナーレポートの月収は最高値です。本部が示す平均は月収120万円以上なので、計画はそちらを基準に立てるのが妥当です。770万円のような数字は上振れ事例として扱ってください。

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失敗しないフランチャイズ本部の選び方
契約前に“数字”と“条項”で見抜く

この記事で挙げた「確認すべき点」を、どの本部にも使える形にまとめました。本文8,800字。

  • 良い本部と危ない本部を見分ける判断基準(数字で確かめる方法つき)
  • 契約書・開示書面で必ず質問すべき条項
  • 収支シミュレーションの「盛られやすい場所」と、その見抜き方
  • 説明会と既存オーナー訪問でそのまま使える質問テンプレート
  • 購入者特典:チェックリストPDF/収支シミュレーション添削シート/質問テンプレート

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よくある質問

未経験でもできますか?

座学1日+OJT12日の研修があり、公開されているオーナーの前職は医療従事者・事務職・飲食業など多岐にわたります。直接施工はしないため、職人の技術は不要です。

事務所や従業員は必要ですか?

不要です。本部は「事務所を構える必要もなく、人件費も不要」としており、公開実績もオーナー1名のものが中心です。

どのくらいで開業できますか?

問い合わせから最短1カ月で業務開始が可能です。研修は合計13日間です。

自己資金はいくら必要ですか?

目安は50万円です。契約時費用との差額は融資で準備する形になり、本部が公的融資のアドバイスを行っています。

説明会はオンラインですか?

本部での現地説明会のみです。遠方の方には交通費が最大5万円支給されます。

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予算・働き方・性格の7問で、掲載中の85ブランドから条件に合うものを並べます。合わないものは合わないと書きます。入力は不要、所要1分です。

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まとめ

インテリアエージェントは、管理会社の紹介と案件の振り分けを本部が担うことで、未経験・1人・無店舗で原状回復ビジネスに参入できるFCです。資材の立替制度まであり、資金繰りの弱点が制度で潰されています。

選択の核心はプランです。本部の収益モデル(月商350万〜500万円)の水準で回るなら、プランAが7カ月以内に逆転し、5年で数百万円の差になります。あわせて「売上純利益と月収の差33万5,000円」の中身と、自分のエリアが案件紹介の対象かどうか。この2点を説明会で確認すれば、判断に必要な材料はそろいます。

※本記事の費用・収益モデル・加盟店実績は、株式会社エージェント ジャパン ホールディングスがアントレに開示している情報(2026年10月時点)に基づきます。プラン比較の試算は公開数値をもとに本サイトが計算したものです。最新の条件は必ず資料請求・説明会でご確認ください。出典:アントレ インテリアエージェント/株式会社エージェント ジャパン ホールディングス

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本部が示すPLはあくまでモデルケースです。実際に原価率や人件費率が計画どおりに収まっているかを毎月確認し、ズレの原因を潰していくのは加盟店側の仕事になります。開業前の事業計画づくりから決算まで相談できる税理士を見つけておくと、数字の異変に早く気づけます。

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