髪飾りビュッフェf flowerのFC評判は?ロイヤリティ固定3万円・季節変動を開示した髪飾り専門店

髪飾りビュッフェf flowerのFC評判は

f flowerは成人式・卒業式の髪飾りを1パーツずつ選べる体験型専門店のFCです。ロイヤリティは固定3万円、公開PLは季節変動まで開示。検算すると原価ゼロのコーディネート売上が粗利の40%を稼ぐ構造でした。初期費用の60万円差など確認点も整理しています。

※本記事にはプロモーション(広告)が含まれます。

基本情報髪飾りビュッフェf flower
加盟金
100万円
初期費用
410万円
ロイヤリティ
月3万円(定額)
損益分岐の目安
黒字まで2〜3ヶ月
店舗数
2店舗

髪飾りを1パーツずつ選べる専門店

本部の公式サイト・公開資料の数字をもとに掲載しています。詳しい前提は本文をご確認ください。

目次

髪飾りビュッフェ f flowerとは

髪飾りビュッフェ f flowerはオリジナル髪飾りの販売を行う専門店のフランチャイズです(本部責任者:中谷有抄氏)。

業態は「髪飾りビュッフェ」——成人式・卒業式・結婚式などの髪飾りを1パーツずつ自分で選べる体験型サービスです。

本部は「通常髪飾りはセット販売やネット販売が主流のため、独自性が高く競合がほとんどありません」としています。既製品を買うのではなく、組み合わせてその場で世界にひとつの髪飾りを作る、という売り方そのものが差別化になっています。

店舗数は2店舗(直営1・FC1)。募集段階は0次で、立ち上げ直後のFCです。推奨エリアは大学生が多いエリア、大学生のアクセスがいいエリア。

初期費用の内訳

項目 金額
内外装費 150万円(実費)
加盟金 100万円
研修費 80万円
初期在庫 60万円
物件取得費 40万円(実費)
備品 30万円
初期広告費 10万円
内訳の合計 470万円
資料の初期費用表記 410万円

この費用を法人で用意するなら

FC本部の多くは法人での加盟を条件にしています。会社設立には登録免許税などの実費がかかりますが、サービスの利用で実費負担を抑えられる選択肢もあります。

サービスを導入いただくだけで、設立登記の実費負担が0円!【0円創業くん】

初期費用に60万円の差があります

内訳を足すと470万円になりますが、資料の表記は410万円。差額はちょうど60万円=初期在庫の金額です。

つまり「410万円」は初期在庫を含まない金額と考えるのが自然です。ただし在庫は開業に不可欠なので、実際に用意すべき資金は470万円と見ておくべきです。

さらに内外装費150万円・物件取得費40万円は実費表記。髪飾りを「見せて選ばせる」業態である以上、内装は売上に直結する投資であり、ここを削りにくい点も踏まえておく必要があります。

収益モデル

項目 数値
月間売上 100〜200万円
ロイヤリティ 固定3万円
営業利益 11〜67万円
黒字までの期間 2〜3ヶ月
初期費用回収期間 1年〜1年半
店舗数 2店舗(直営1・FC1)

ロイヤリティ固定3万円は、本サイトで扱っているFCの中で最安クラスです。年間でも36万円。売上が2,000万円でも変わりません。

月間PL(本部公開・季節別)

このFCのPLは、本サイトで検証してきた資料の中でも珍しく季節変動を正面から開示しています。

項目 閑散期
(1,5,6月)
通常期
(2,3,4,7,8,9月)
繁忙期
(10〜12月)
年間平均
商品売上 800,000円 1,280,000円 1,600,000円 1,240,000円
コーディネート売上 200,000円 320,000円 400,000円 310,000円
合計売上 1,000,000円 1,600,000円 2,000,000円 1,550,000円
原価 500,000円 800,000円 1,000,000円 775,000円
粗利益 500,000円 800,000円 1,000,000円 775,000円
人件費 200,000円 200,000円 200,000円 200,000円
家賃 100,000円 100,000円 100,000円 100,000円
広告宣伝費 40,000円 60,000円 80,000円 60,000円
予約管理システム 35,000円 35,000円 35,000円 35,000円
ロイヤリティ 30,000円 30,000円 30,000円 30,000円
水道光熱費 15,000円 15,000円 15,000円 15,000円
その他 10,000円 10,000円 10,000円 10,000円
経費計 430,000円 450,000円 530,000円 440,000円
加盟店オーナー利益 270,000円 550,000円 730,000円 535,000円

※本部注記:「コーディネート売上には原価もロイヤリティもかかりません」「人件費にはオーナー分(200,000円)も含まれています」「広告宣伝費は基本的にmeta広告になります」「あくまで記載の数値は実績値であり、結果を保証するものではございません」。

検算結果:季節別の数字はすべて正確

まず商品売上+コーディネート売上=合計売上が3期とも一致。

原価は注記どおり商品売上に対してのみ発生しており、3期とも正確に62.5%(500,000÷800,000、800,000÷1,280,000、1,000,000÷1,600,000)。注記と完全に整合しています。

利益も注記どおりです。例えば閑散期は、粗利益500,000円−経費430,000円=営業利益70,000円。これに注記の「オーナー分200,000円」を足して270,000円——表記と一致します。

年間平均の計算は完璧です

月数(閑散期3ヶ月・通常期6ヶ月・繁忙期3ヶ月=12ヶ月)で加重平均を取ると、年間平均の各項目は次のとおりすべてぴったり一致します。

項目 加重平均の計算結果 表記
商品売上 1,240,000円 1,240,000円 ✓
コーディネート売上 310,000円 310,000円 ✓
合計売上 1,550,000円 1,550,000円 ✓
原価 775,000円 775,000円 ✓
広告宣伝費 60,000円 60,000円 ✓

月の割り振りまで含めて正確に作られており、資料の信頼性は高いと言えます。

ただし「経費計」の欄に2箇所ズレがあります(利益は正しい)

経費項目を足し上げると、繁忙期と年間平均で表記と差が出ます。

項目の合計 表記の経費計 差
閑散期 430,000円 430,000円 —
通常期 450,000円 450,000円 —
繁忙期 470,000円 530,000円 60,000円
年間平均 450,000円 440,000円 10,000円

重要なのは、利益の計算に使われているのがどちらかです。

繁忙期は、粗利益1,000,000円−470,000円=530,000円、+オーナー分200,000円=730,000円。表記の利益と一致します。つまり「経費計530,000円」の表示が誤りで、利益730,000円は正しいと読めます。

年間平均は逆で、粗利益775,000円−440,000円=335,000円、+200,000円=535,000円。表記の利益はこちらを使っています。しかし季節別の利益(270,000/550,000/730,000)を月数で加重平均すると525,000円になるため、年間平均の利益は1万円高めに出ています。

いずれも金額としては小さく、PL全体の評価を変えるものではありません。ただし年間平均を見るときは525,000円で見ておくほうが安全です。

このPLの肝:「コーディネート売上」が利益の源泉

注記の「コーディネート売上には原価もロイヤリティもかかりません」——この一文がこの事業の収益構造そのものです。

年間平均 粗利益への寄与
商品売上 1,240,000円 465,000円(原価率62.5%)
コーディネート売上 310,000円 310,000円(全額)
合計 1,550,000円 775,000円

売上構成ではコーディネートは全体の20%にすぎませんが、粗利益への寄与は40%。売上の5分の1が、利益の5分の2を作っています。

物販の原価率62.5%は決して低くありません。それを補っているのが、原価のかからない「選ぶ体験」そのものへの対価です。本部が「体験型サービス」を前面に出しているのは、情緒的な理由だけでなく利益構造上の必然でもあります。

季節変動の大きさ

繁忙期(10〜12月)は閑散期(1,5,6月)の2倍の売上です。一方で家賃・人件費・システム費・ロイヤリティは年中一定。

結果、オーナー利益は270,000円〜730,000円と2.7倍に振れます。年間で約642万円(525,000円×12ヶ月)になる計算ですが、月ごとの入金は大きく波打つと理解しておく必要があります。

特に1月は閑散期である点に注意してください。成人式があるのは1月ですが、髪飾りの購入はその前(10〜12月)に完了しているためです。年末に売上が立ち、年明けに落ちる——この資金繰りのリズムは事前に押さえておくべきです。

サマリーの営業利益について

サマリーの営業利益は11〜67万円ですが、PLのオーナー利益は27万〜73万円、オーナー給与20万円を除いた純営業利益は7万〜53万円。どちらとも完全には一致しません。

上限の67万円は、繁忙期を誤記のほうの経費計(530,000円)で計算した場合の値(470,000+200,000=670,000円)と一致します。下限11万円の根拠は資料からは特定できないため、どの前提での数字かは確認が必要です。

なお回収期間「1年〜1年半」は、オーナー給与を除いた営業利益(年間平均325,000円)で初期費用410万円を割ると約12.6ヶ月となり、整合します。在庫込みの470万円で計算すると約14.5ヶ月で、こちらも「1年半」の範囲に収まります。

f flowerの3つの特徴

① 独自性が高く競合がいない

「セット販売が主流の髪飾り業界市場で、『自分で選べる』という体験型サービスで圧倒的な優位性を確保できます」。

髪飾り自体はネットでも買えます。しかしこのFCが売っているのは「一生に一度の日のために、自分で組み合わせる時間」——ネット通販と直接競合しないポジションを取っています。

② イベント利用が中心なので高単価が見込める

「お客様の9割の方は購入を前提に来られます。また実際に見てパーツ数を増やされる方、オプションを追加される方も多いです」。

成約率9割というのは物販として破格です。成人式・卒業式という期日が決まっていて、買わない選択肢がないneedsだからです。さらに来店後のアップセル(パーツ追加・オプション)が効く——これがコーディネート売上につながっています。

③ 未経験でも始められる

「資格などが必要ないため未経験でもスタートできます。髪飾りの組み合わせ方、ご提案の仕方などは本部が研修をいたします」。PLの人件費がオーナー1人分(200,000円)であることからも、基本は1人で回せる業態だと分かります。

加盟前に確認すべき3つの注意点(本部公表)

① SNSの運用が必要

「主にinstagramでの集客が要になります。ストーリーズ・リール動画・広告運用などSNS運用ができると安定した集客が可能になります」。

ターゲットが19〜22歳である以上、集客チャネルはSNSに限られます。PLの広告宣伝費(月4〜8万円)も注記で「基本的にmeta広告」と明記されています。

② 閑散期と繁忙期がある

本部の説明は具体的です。「需要は年中あるものの、10-12月に需要が集中します。またメインが19-22歳の学生のため平日の売り上げが立てづらいです(2-3月の春休み、8,9月の夏休み、11,12月の繁忙期は平日も予約で埋まりやすいです)」。

季節変動をPLで開示したうえで、曜日の偏り(平日が弱い)まで説明している点は誠実です。週末中心の稼働になるため、平日をどう使うかは運営設計の論点になります。

③ 常に新規顧客を集める必要がある

「基本的にリピートでの購入はないため、常に新規顧客を集める必要があります。毎年成人式・卒業式を迎えるターゲットはいるため、広告をかければ集客が見込めます」。

これはこの事業の最も本質的な性質です。サブスク型サロンのように会員を積み上げることはできません。毎年ゼロから集客し直すビジネスです。

ただし本部が指摘するとおり、対象者は毎年必ず発生します。20歳と卒業生は毎年入れ替わるだけで、母集団は減りません。「リピートがない」ことと「市場が枯れる」ことは別物だ、という整理です。

とはいえ、広告を止めた瞬間に売上が止まる構造であることは事実です。月4〜8万円の広告費は固定費として織り込んでおくべきです。

フランチャイズ図鑑の有料note

失敗しないフランチャイズ本部の選び方
契約前に“数字”と“条項”で見抜く

この記事で挙げた「確認すべき点」を、どの本部にも使える形にまとめました。本文8,800字。

  • 良い本部と危ない本部を見分ける判断基準(数字で確かめる方法つき)
  • 契約書・開示書面で必ず質問すべき条項
  • 収支シミュレーションの「盛られやすい場所」と、その見抜き方
  • 説明会と既存オーナー訪問でそのまま使える質問テンプレート
  • 購入者特典:チェックリストPDF/収支シミュレーション添削シート/質問テンプレート

noteで読む(980円・返金可)

売上が好調な店舗・伸び代がある店舗の特徴

好調な店舗:SNSでの広告・運用ができるお店

「19-22歳がターゲットとなるためSNSとの相性がとても重要です。SNS運用・広告運用ができると安定した集客につながります」。注意点①と完全に一致しています。

伸び代がある店舗:立地がいいお店

「大学生が多いエリアだと伸びしろが期待できます」。推奨エリアと同じ答えです。

この2つを合わせると、成否を分けるのは「大学生エリアに出店できたか」と「Instagramを回せるか」の2点に集約されます。どちらも開業前に自己判断できる要素なので、検討段階でシビアに見極められるFCだと言えます。

客層

  • 成人式・卒業式の予定がある女性
  • 小学校・高校・大学の卒業式、成人式などを迎えるお子様がいる40〜50代のお母様世代

本人だけでなく母親も顧客という点が重要です。購入の意思決定と支払いが母親側にあるケースも多く、SNSで娘が見つけて母親と来店する——という動線が想定されます。

このブランドが合わなかったら、条件から探せます

予算・働き方・性格の7問で、掲載中の85ブランドから条件に合うものを並べます。合わないものは合わないと書きます。入力は不要、所要1分です。

フランチャイズ適性診断を受けてみる →

PR

サービス系のフランチャイズを、他社と並べて比べる

店舗を持つのか無店舗でやるのかで、初期費用も固定費もまったく変わります。アントレには各種サービスの募集情報がまとまっていて、各社の募集ページで条件を見比べられます。会員登録(無料)をすると、気になった本部の資料をダウンロードできます。

アントレで各種サービスの募集情報を見る(無料)

まとめ

  • 髪飾りを1パーツずつ選ぶ体験型専門店のFC。2店舗(直営1・FC1)と立ち上げ直後
  • 初期費用表記は410万円だが、内訳の合計は470万円(差額60万円=初期在庫)。実質470万円で見るべき
  • ロイヤリティは固定3万円と本サイト最安クラス
  • 公開PLは季節変動を開示し、年間平均の加重計算も完璧。信頼性の高い資料
  • ただし経費計の表示に2箇所ズレ(繁忙期6万円・年間平均1万円)。年間平均利益は525,000円で見るのが安全
  • コーディネート売上は原価もロイヤリティもゼロ。売上の20%で粗利益の40%を稼ぐ
  • 繁忙期は閑散期の2倍。利益は27万〜73万円で振れる。1月は閑散期
  • 本部公表の注意点はSNS運用必須・季節と曜日の偏り・リピートがない

ロイヤリティ固定3万円、オーナー1人で回せる体制、成約率9割——小規模に始めて利益を自分の手元に残すという点では、かなり条件の良いFCです。本部が季節変動や「リピートがない」ことまで正直に開示している姿勢も評価できます。

一方で、毎年ゼロから集客し直す構造であり、その集客手段は実質Instagram一本です。「大学生が多いエリアに出店できるか」「SNSを継続的に回せるか」——この2つに自信が持てないなら、数字がどれだけ良くても再現は難しいでしょう。

検討する際は、①初期費用は410万円か470万円か、②サマリーの「営業利益11〜67万円」の前提、③FC1号店の実際の月次推移(特に1月)——この3点を確認してください。店舗数が2店と少ないぶん、既存店の生データを見せてもらう価値は大きいです。

あわせて読みたい

法人を設立してフランチャイズに加盟するなら

FC本部の多くは法人での加盟を条件にしています。会社設立には登録免許税などの実費がかかりますが、サービスの利用で実費負担を抑えられる選択肢もあります。

サービスを導入いただくだけで、設立登記の実費負担が0円!【0円創業くん】

開業後、この数字を管理するのはオーナー自身です

本部が示すPLはあくまでモデルケースです。実際に原価率や人件費率が計画どおりに収まっているかを毎月確認し、ズレの原因を潰していくのは加盟店側の仕事になります。開業前の事業計画づくりから決算まで相談できる税理士を見つけておくと、数字の異変に早く気づけます。

近場の税理士を探すなら、税理士紹介ネットワークへ

LINEで無料診断

フランチャイズ適性診断

公式LINEから、無料で診断できます。7つの質問に答えるだけで、予算や働き方に合うFCを掲載ブランドから絞り込みます。

LINEで無料診断する

次に読むフランチャイズ

条件で探す(業種・初期費用・ロイヤリティ)
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次